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生産性アップは意識改革よりも、仕事の分担方法を考えるとこが大事

昨今のビジネス界隈では、「生産性」というワードが議論に上がることが増えてきています。

日本人の会社員は無駄な残業などが多いせいで生産性が低く、GDPなどの数値も年々下がっていっているというものです。

しかし、残念ながら生産性はアップしようと心がけてもアップできるものではありません

スタッフそれぞれキャパというのがあって、明日いきなりキャパが大きくなるわけではないし、ロボットのように動き続けられるわけではないので、意識改革を求めた時点で実現は難しいが事実。

そのため、スタッフの生産性を高めたいと考えているのであれば、意識改革よりも仕事の分担方法を考えていく必要があるのです。

そこで今回は、仕事の分担方法について考えて生産性アップしていく方法について解説していきたいと思います!

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なぜ仕事を分担することが大事なのか?

生産性1

これまで生産性を上げるための有効な手法として「意識改革」が挙げられ続けていました。

もちろん今でも意識改革をメインとして生産性を上げようとしている企業もたくさんあるのですが、本質的にはあまり意味がありません。

これは、アリとキリギリスの理論として一般的には言われているのですが、集団で仕事をすると何割かの人はサボってしまうのです。

「自分がやらなくても良いだろう」「他の誰かがやってくれるだろう」という心理が働くため、意識を変えたところでどうやっても生産性の低い人材というのは構造的に生まれてしまいます。

他には、「社会的手抜き」なんて言葉で表されています。

社会的手抜き(しゃかいてきてぬき)は、集団で共同作業を行う時に一人当たりの課題遂行量が人数の増加に伴って低下する現象。リンゲルマン効果、フリーライダー(ただ乗り)現象、社会的怠惰とも呼ばれる。

引用:Wikipedia

一昔前の、高度経済成長期の日本では意識改革による生産性アップが機能していたのですが、今のように一人一人にクリエイティブ性が求められる時代には向いていません。

なので、半強制的に仕事を分担して、他の誰かじゃなくて自分がやらなくてはいけないという状況を作り出した方が、生産性アップに効果的と言えるのです。

仕事を分担する上で重要なこと

では実際に仕事を分担していく上で、どんなことに気をつけなければならないのでしょうか?

まず、仕事の内容を区分けすることから始めましょう。

具体的には、

  1. 会社の利益に直結する専門性の高い「コア業務」
  2. 利益に直結せず専門性の低い「ノンコア業務」

の2種類です。

会社の中で行う仕事は、できるだけ1のコア業務に集中させておく必要があります。

なぜかというと、今のほとんどの会社では人手不足が深刻化していて、利益に直結せず、かつ専門性の低いノンコア業務にリソースを割いていると非効率だからです。

生産性をアップさせることは当然大事なことなのですが、ノンコア業務の生産性をアップさせたところで会社にとって大したメリットは見込めません。

そのため、コア業務に的を絞って、社内の従業員に仕事を割り振っていく必要があるのです。

コア業務とノンコア業務を分けて外部リソースを使うと得られるメリットコア業務とノンコア業務を分けて外部リソースを使うと得られるメリット

そして、コア業務を社内の従業員一人一人に割り振っていくことで、先ほど述べた「社会的手抜き」現象は概ね解消することができます。

働いている多くの人は、自分にしか出来ない仕事や、やりがいのある仕事を求めているもの。

ノンコア業務ばかり割り振られても、モチベーションが上がりづらく生産性アップに繋がりにくいので、その点でもコア業務に絞って社内の従業員に仕事を分担していくと良いですよ。

ノンコア業務に関しては、可能な限り外注していくのが今の時代は得策ですね。

まとめ

生産性2

今回は、仕事の分担方法について考えて生産性アップしていく方法について解説しました!

生産性アップは誰もが目指すところではありますが、意識を変えたところで変わらないもの。

今回解説してきたように、社内での生産性をアップさせるためには、どれだけコア業務に集中できるかが重要になるのです。

利益に直結せず、専門性の高くないノンコア業務は、オンラインアシスタントサービスに任せて外注化していきましょう。そうすることによって、社内の生産性が上がるとともに、ノンコア業務に人材リソースを割かなくて良くなりますよ。

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