「売り手市場」と言われる昨今、企業が精力的に採用活動に取り組んだとしても、求める人材を採用することは困難になってきています。
そのため、採用活動に取り組む人事の方々は毎年頭を抱えているのではないでしょうか。
しかしながら、現在はどの企業でも人材不足が嘆かれているため、人材採用にかける時間やコストを削減することはできません。
とはいえ、どのような取り組みをすれば採用活動が成功するのか、ハッキリせずに活動してしまっている企業も多いのではないでしょうか。
というわけで今回は、人材採用を順調にできている企業がしている活動について解説していきます!

目次
採用活動が上手な企業がしていること6選!
採用難と言われる現在に採用活動を成功させている企業は、いくつか共通した取り組みを行っています。
その取り組みを知り、自社の採用活動に活かすことができれば、今後の採用がうまくいくでしょう。
それでは、採用活動が上手な企業がしていることを解説していきます!
インターンシップの実施
就活生の視点に立つと、インターンシップの有無は非常に重要でしょう。
というのも、インターンシップを経験することで、
- 仕事内容
- 社内の人間関係や雰囲気
など、就職活動の中で検討すべきポイントを自分の目で見て判断できるからです。
また企業側の視点に立てば、インターンシップの中で優秀な人材を早期に発見し、すぐにアプローチできるというメリットもあります。
OB・OG訪問の受け入れ
就活生の立場からすれば、自分の出身大学の先輩が働いている企業には親近感や安心感を持つことができます。
また、OB・OGのキャリアを直接聞くことができる機会を設けることができれば、就活生は自分が働く姿を想像しやすくなるでしょう。
社員と学生の座談会や懇親会の実施
就活生と社員が近い距離で話せる機会を設けることも、採用活動を成功させるために必要な要素の一つと言えます。
就活生との距離が近く、フランクに接することのできる社員を担当させると良いでしょう。
また、そのような座談会や懇親会では、就活生にとって今後のキャリアを想像しやすい比較的若い社員に任せるほうがベターです。
各大学で学内セミナーの実施
昨今は大手企業だけでなく、中小企業も大学に訪れセミナーを開催しており、学内セミナーの実施が重要視されていることがわかります。
実際、大学でセミナーを開けば、求めるレベルの人材と直接かかわる機会を得ることができますし、会社に興味を持つ就活生も増えるでしょう。
SNSの活用
現在はSNS(Facebook、Twitterなど)が発達し、これらを一切利用していない人は非常に少なく、就活生も例外ではありません。
そのため、多くの企業がSNSに広告を出し、採用活動の一つとして取り入れ始めました。
「情報が価値を持つ」と言われているこの時代ですから、SNSや情報に敏感な就活生をSNSで採用するという手段は、非常に有効であると言えるでしょう。
ダイレクトリクルーティング
従来の人材採用の流れは、
- 求職者が人材紹介会社に登録する
- 人材紹介会社が企業に推薦する
- 企業が面接を行い、採用が確定する
という流れでした。
しかし、現在はITツールの発達により、
- 企業側がSNS活動やイベントを開催
- 集まった就活生を直接スカウトする
- 採用の確定
といった採用方法、ダイレクトリクルーティングが採用されるようになりました。
このアプローチ法であれば、企業側が自社にフィットする人材を主体的に探すことができるため、ミスマッチが減り、新入社員の早期退職を防ぐこともできるでしょう。
最近の就活生が見ているポイントは?
ここまでは、採用を成功させるために有効な取り組みについて解説してきましたが、上記の取り組みに加えて、就活生が企業を比較するポイントを知る必要があります。
しかしながら、最近の就活生が重視するポイントは従来とは違っているため、これまで通りのアピールでは失敗する可能性があります。
そのため、最近の就活生が見ているポイントについて解説していきます!
重視しているポイント
最近の就活生が、企業の良し悪しを判断するのに比較するポイントは以下の通りです。
残業は多すぎないか
最近は「ワークライフバランス」という言葉があるように、「働きながらも自分のプライベートを確保したい」という人が多くなっています。
そのため、多少の残業は許容するものの、プライベートがなくなるほどの残業がある企業は避けたいという人が増えています。
人間関係が良く、風通しの良い職場か
自分の意見を先輩や上司にすぐ言えるような環境かどうかは、企業を選ぶうえで重要な要素の一つです。
というのも、そういった環境でなければ働くモチベーションが下がってしまい、自分のスキルを満足に磨くことができないと考えているからです。
それほど重視していないポイント
また、従来と違い、以下のポイントは重視しない傾向があります。
収入
従来は、年収を最重要とする就活生が多くいましたが、現在では上記の条件や福利厚生を重視する就活生が増えています。
安定性
優秀な人材であれば、なおさら安定性よりも会社や業界の将来性を重視します。
そのため採用活動では、社員が意欲的に働き、成長できる環境であることをアピールする必要があるでしょう。
オンラインアシスタントサービスの活用も視野に入れよう
これまで解説してきた通り、企業の採用活動は多様化・複雑化しており、今後ますます採用は困難になっていくでしょう。
そんな人材採用が困難を極める今、オンラインアシスタントサービスの活用は、人材不足の会社にとって効果的な選択であると言えます。
オンラインアシスタントサービスであれば、
- 採用活動をすることなく、様々なスキルを持つアシスタントに仕事を依頼できる
- オンラインで完結するため、社内にスペースや備品を用意する必要がない
- 時間単位で契約するため、無駄な費用は一切かからない
といった特徴を持っており、社内の業務を安価に効率化することができるでしょう。

そのため、人材不足の企業が時間と費用の効率化を求めるのであれば、オンラインアシスタントサービスの活用も考えてみてください!