日本では近年、人材不足に悩まされている企業をたくさん見かけます。
少子高齢化による労働人口の減少による影響もあることは間違いありませんが、多くの企業では新卒採用で会社のアピールが十分に出来ていないことも、問題として考えられます。
若者から人気のある企業と、そうでない企業では違う部分がたくさんありますが、原因の一つとして「インターンシップに力を入れていない」が挙げられます。
新卒採用を上手く活用できている企業のほとんどは、インターンシップによって優秀な学生を獲得することに成功しています。
とはいえ、インターンシップがどれだけ重要で大きな効果があるのか、実感が湧かないという方もいることでしょう。
そこで今回は、新卒採用に困っている企業こそインターンを今すぐ行うべき理由について解説していきたいと思います!
大手志向の学生が強い今、新卒採用に困らない中小企業がやっていることインターシップが一般的になってる背景とは?
最近になって、多くの大企業や中小企業が就活前の学生向けに、インターンシップを行うようになってきています。
筆者の周りの就活生も、就活が始まる前には必ずと言って良いほどインターンシップへの参加率が高く、就活とインターンシップはセットのような感覚になっています。
では、なぜここまでインターンシップが一般化してきているのでしょうか?
理由はいくつかありますが、もっとも大きな要因として考えられるのが新卒採用のスケジュールが年々早くなってきていることです。
近いうちには、3月になってから周知を始めて、6月になってから選考を始められるという「就活ルール」が廃止されるのではないかとも言われています。
就活ルールが無くなりそうな今、採用担当が心しておくべきこととは!?つまり、企業の採用担当にとっては優秀な学生を早い段階から囲っておきたいという意識になるため、インターンシップなどの行事を通して自社のことを深く知ってもらう機会を設けるのです。
他にも、最近では若者が入社してすぐに退社してしまう問題が横行しているため、入社前と後でのギャップを無くすために、インターンシップに力を入れている企業もあります。
いずれにしても、日本の企業全体が人材不足となってきているため、新卒採用で優秀な学生を獲得するために、多くの企業は必死になってインターンシップを行なっているのです。
企業のメリット
インターンシップを取り入れることによる企業のメリットは、多くの学生に自社のことを認知してもらえることでしょう。
一般的に、会社のことを多くの学生に知ってもらうためには合同説明会などを通してPRすることになりますが、やはり競合他社も参加しているため難しくなります。
しかし、インターンシップであれば完全に自社のことだけを知ってもらう機会になりますし、実際に働いてもらうことでより興味を持ってもらえる可能性も高まります。
例えば採用面接のときに、インターンシップに参加した人とそうでない人であれば、参加した人の方を優先して採用しようと思いますよね?
これは、インターンシップを通して一度会社で働いてみた経験があることによって、早期離職などのミスマッチを防げる確率が高まるからです。
企業にとっては、せっかく時間とコストをかけて新卒採用を行うのですから、入社後にすぐ辞められてしまっては損失となってしまいますからね。
多くの学生に会社のことをアピールするきっかけになり、さらに早期離職のような問題を防ぐためにもインターンシップは有効な方法だと言えるでしょう。
就活生のメリット
就活生にとっては、インターンシップに参加することで企業の人に覚えてもらうことができますね。
採用面接でも、インターンシップに参加したと言うことができるので、自分をアピールする手段としても大きなメリットがあると言えます。
また、長期のインターンシップであれば社会人としての礼儀やビジネスマナーなどについて深く学ぶことができるため、社会勉強の一環としても非常に価値がありますよ。
インターンシップに参加した企業に行かないことになったとしても、そこで得た知識や経験は他の企業でも通用するので、積極的に参加した方が良いですね。
まとめ
今回は、新卒採用に困っている企業こそインターンを今すぐ行うべき理由について解説しました!
インターンシップは、企業の人手不足解消に繋がるので積極的に取り入れていくべきでしょう。
学生が在学中に勤めてもらうことによって、入社後のミスマッチがなくなるので、採算的にもメリットが大きいのです。
多くの競合他社がインターンシップを取り入れることで優秀な学生を獲得しているとすれば、インターンシップを取り入れないだけでかなりの損失を受けてしまうことにも繋がってしまいます。
そのため、インターンシップを行ってない企業や採用担当の方は、これからインターンシップを積極的に行うべきですね。
また、人材不足で困っている企業はオンラインアシスタントという選択肢もあるので、この機会に活用してみることをオススメします!
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