皆さんの企業では、ナレッジ管理をしっかりできていますか?
ナレッジは社内で共有することで様々な効果を期待できるので、企業の成長に必要な要素の一つであると言えます。
しかし、ほとんどの企業内で、
- 特定の人にのみナレッジが集約されている(属人的になってしまっている)
- ナレッジをどのように管理するか決まっていない
- ナレッジが分散して管理されているため、ほとんどの人が触れることができていない
という状況が起きており、ナレッジが社内でしっかり共有されていないために、損をしている場合が多いです。
ナレッジ管理を徹底すれば、社内の業務効率を改善し、売り上げアップにつながるでしょう。
社内の付帯業務をどれだけ減らせるかが企業の売上の鍵となる!というわけで今回は、「ナレッジ管理により得られる効果」と「おすすめのナレッジ管理ツール」について解説していきます!
ナレッジ管理によるシナジー効果
上記のように、ナレッジを管理することは非常に重要で、管理することで様々なシナジー効果を得ることもできます。
今回はそのシナジー効果について、主な効果を3つピックアップしました!
業務の効率化
企業内には、経験の浅い若手からベテランまで様々な人材がおり、それぞれが様々な経験とナレッジとを持っています。
そのため、業務効率の高い人材のナレッジを社内で共有することができれば、結果として業務能率化につなげることが可能でしょう。
属人的業務を減らせる
ナレッジがしっかり共有されていない組織の中では、特定の人材しかナレッジを持っていないという場合があります。
そういった場合だと、
- 特定の社員の負担が大きくなってしまう
- その人材が辞めると、人材とナレッジの両方を失うことになる
といったデメリットがあります。
そのため、ナレッジを共有していれば社員の負担を均等にし、ナレッジの保全に繋げることができるでしょう。
営業や技術の強化
以前は、先輩上司の仕事を見よう見まねで覚えていくというスタイルが主流でしたが、現在はITサービスの発達により、ナレッジの共有が容易になってきました。
そのため、新しい人材にもナレッジを短期間で共有できるため、若いうちから人材の営業力や技術力を強化することができます。
おすすめのナレッジ管理ツール3選!
ここからは、おすすめのナレッジ管理ツールについて解説していきます。
今回は、特に特徴のあるツールを3つピックアップしました!
kintone
kintoneは、様々な業種のナレッジを一元化して管理することのできるナレッジ管理ツールです。
kintoneの特徴は以下の通り。
- kintone内にある「アプリ」を活用することで、様々な業務システムを簡単に作成
- アプリはデザインや設定を自在に変更可能
- 溜まったデータをグラフ化して、分析に活用可能
- 掲示板機能を使えば、ナレッジにコメントやアドバイスを追加できる
- リマインド設定、他デバイスでの対応も可能
また、費用は画像の通りです。
ライトコースとスタンダードコースがありますが、拡張機能が非常に便利なので、スタンダードコースがおすすめです。
しかし、いずれも30日間のお試し期間を利用できるため、最初にライトコースを試してみるのもよいでしょう。
Dojo
Dojoは、誰でも簡単に高品質なマニュアルを作成することのできるナレッジ管理ツールです。これまで社員の研修に多くのコストがかかっていた企業に、おすすめのツールと言えます。
Dojoの特徴は以下の通り。
- コンテンツの自動作成機能
- テンプレートが豊富なので、好みのデザインでマニュアルを作成可能
- WordやExcel、HTML5、MP4など多様な形式に出力可能
- eラーニングコンテンツが充実しているため、作成したマニュアルで簡単に研修可能
- テキストを26種類以上の言語音声に変換する機能も搭載
また、Dojoの費用については事前に問い合わせが必要になりますが、体験版を導入することも可能なので、事前に試してみると良いでしょう。
iQube
iQubeは、ナレッジの蓄積に特化したクラウド型のナレッジ管理ツールです。iQube内にナレッジをストックしていくことによって、情報が属人化しない組織作りができるようになるでしょう。
iQubeの特徴は以下の通り。
- データをグループ化して共有することが可能
- Todoリストと連携し、プロジェクトの進捗をスケジュール上で一元管理可能
- モバイル対応なので、どこからでも最新情報にアクセスできる
- セキュリティ・バックアップにも対応
また、費用は画像の通りです。
無料プランも用意されていますが、ストレージ容量が少なく、コンテンツ制限もあるため、最低でもスタンダードプランで利用するほうが良いでしょう。また、高機能アプリを活用したい場合は、プレミアムプランがおすすめです。
まとめ
最後に簡単にまとめておくと、
- 社内のニーズに合わせたシステムを作成したい場合はkintone
- 社員研修に活用したい場合はDojo
- Todoリストやタスクなど、まとめて管理したい場合はiQube
というように、場合によって利用するツールを選ぶと良いでしょう。
ITサービスの発達した昨今、ナレッジ管理はこれまで以上に重要になってきます。
タスクをメンバー同士で共有することで効率は上がる!おすすめツール3選!是非紹介したツールを活用し、社内人材の育成や売り上げアップにつなげてください!